学校・家庭・地域の合い言葉に 〜わたしの学校・みんなの学校〜

 校長の村中真治と申します。
 赴任して以来、地域や保護者の皆様に優しく接していただき、山川校区のあたたかさを実感しております。 ありがとうございます。
 新型コロナウイルスの感染拡大により教育活動が制約される中、学校は、新年度を迎えることになりました。子どもたちは、臨時休校を経験し、不自由な生活を余儀なくされてきましたが、このような経験をとおして、改めて、学習することの大切さや仲間とともに学ぶことのありがたさを感じてくれたのではないでしょうか。私も、これから子どもたちにどのような力が必要なのか、どのように生きていくことが大切なのかを考える機会になりました。
 本年度も、昨年度までの活動を引き継ぎ、「わたしの学校 みんなの学校」を合言葉に、取組を進めて参ります。自分だけでなく「みんなが大切にされ、みんなが幸せを感じる学校」をめざしたいと思います。
 このことを実現させるためには、仲間と声をかけあい、一人一人が自分にできることを、勇気をもって実践していくことが大切だと考えています。
 教職員もまだまだ未熟です。ぜひ、皆様も山川小の子どもたちのために、教育活動に参画していただき、お力をお貸しいただきますようお願いいたします。

 山川小学校の玄関前には、「創立百周年記念碑」があります。
 そこに世界的な彫刻家である豊福智徳さんの言葉が刻まれています。

   耳納の山なみの はるかな様に 限りなくつながる友だちの輪
   健児のいのちすこやかなれと いとなみ建てる記念像
   ともに泣き 笑い そして学びし ここはわれらのまことのふるさと
   老年もおさなき人も ひとすじにしたう心のふるさと          

豊福 知徳

山川小学校が、私たちの「心のふるさと」になるよう、職員一同、力を尽くしたいと思います。
今年度も本校の教育活動に対するご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

    

 山川小学校 校長 村中 真治